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木製置時計

3. 木製置時計アサマ 【精工舎】

No.993 アサマ

精工舎

メーカー 製造年代 大きさ 仕様・備考
精工舎
SEIKOSHA
大正12年頃 文字板四吋半、高さ九寸、巾一尺七分 木製八日巻時打三十分打、玉振り

震災前の八日巻木製置時計のシリーズのひとつですが、関東大震災で姿を消したようで、現存数の少ないモデルです。 文字板は焼支で振子室には面取ガラスに真鍮の縁が付き大正時代の良い雰囲気が伝わってきます。 しかし、この意匠は米国メーカーのコピーと推測されます。 服部時計店の販売価格は25円50銭、かなりの高級品です。 震災後は木製の「アサマ」に代わって「No.1459 内雁木 大理石 浅間」が登場しています。

八日巻玉振本打方三十分打

初期の八日巻玉振本打方三十分打機械は、振り竿が機械内部を通っていたことがわかります。

大正12年のカタログより

No.993 アサマ

木製八日巻時打三十分打
文字板四吋半
高サ九寸、巾一尺七分

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