16. MOERIS アール・デコ
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メーカー | 製造年代 | 主な仕様 |
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MOERIS (スイス) |
昭和初期 | 手巻き、15石、プラチナ、ダイヤ14個入り |
三角形が連なった可動式のラグ、時計本体はプラチナ枠で小粒のダイヤ12個と大きめの三角のダイヤが2個、 アール・デコの華やかなウオッチです。革ベルトも当時のからのオリジナルのようで、留め金の金属部分はホワイトゴールドK12です。
時代は1930年代。この時代は精工舎で国産腕時計の販売開始後間もない頃で、一般的なニッケル枠の腕時計の値段は13円〜15円程度でした。 これが、金(ゴールド)の枠になると目方のたいしてないペラペラ枠のものでも30円くらいになり、ダイヤ入りとなると150円、200円、 中には900円などとすごい値段のものもありました。 この時計は、機械がモーリスなので、超高級というものではありませんが、それでも2つの三角形のダイヤの大きさは大変立派です。 おそらく200円くらいしたのでは?と想像しています。
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機械は15石のものを搭載しています。そして当時の箱が残っていました。 名古屋栄町の柏本店とあります。デパートか、時計屋さんでしょう。
こちらはジャンク
ほぼ同年代ですが、こちらのほうが少し後年かもしれません。 プラチナ950、ダイヤ無しです。
当時のカタログ
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