2. 越後高田町の商店双六
高田商業家繁栄壽語六
この双六は明治36年発行、越後高田町のカラフルな商店めぐり双六です。 越後高田(現新潟県上越市)は徳川家康の六男、松平忠輝が慶長19年(1614年)築城した高田城の城下町です。 上段の中央に呉服町(茶町)の中野時計店の店頭が華やかに描かれています。
呉服町(茶町)の中野時計店
時計商 中野長右衛門
大正時代の中野時計店の様子が垣間見えます。 奥にはモービエクロックらしき大時計が2台あり、スリゲルや当時流行のラッパの蓄音器(三光堂)が賑やかに並んでいます。