2. 大正時代の懐中時計陳列ケース
珍しい特注品の懐中時計専用の陳列ケース。 捨てられずによくぞ残ってくれました。
木製で高級感はありませんが、ゆらゆらガラスの引き戸で和テイスト、なかなか雰囲気があります。 もともとは板に釘を打って懐中時計を24個掛けられるようになっていましたが、 釘が錆びたり抜けたりしていたため、総て真鍮フックに交換しました。 掛けられる個数、位置はもともとの設計を忠実に再現しています。
店舗で使われていたのか、持ち運んだ際の手の摺れ傷が多いため、もしかしたら外商用なのかと 想像しましたが、大正時代のお店とお客のやりとりが目に浮かぶようです。