5. 組み立て
文字板と針の取り付け
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文字板の取り付け
3本のマイナスネジでゴトクを機械に取り付けます。 その後写真のように文字板を真鍮釘でゴトクに取り付けます。
針を磨く
針を取り付ける前に、変形の有無を確認し必要に応じてヤットコなどで修正します。 針は液体ワックスで磨くとクスミがとれていい感じになります。 液体ワックスであれば、青焼の針もペイントの針もどちらにも使えます。
秒針と短針(時針)・長針(分針)の取り付け
秒針を取り付けます。これは手で押し込むだけです。文字板と秒針の間が適度に隙間が開くような位置にしてください。 次に短針を取り付けます。これもほぼ手で押し込むだけです。12時の位置がいいでしょう。 続いて、長針を取り付けます。こちらも12時の位置にします。これで剣ずれを防止できます。 長針はやや強く押し込む必要があります。写真では某氏が自作したテフロン棒を使用しています。 これは針を傷つけることがなく、使い勝手の良い優れものです。 横から眺めてそれぞれの針が干渉していないことを確認します。また長針の先端が浮き上がっているとガラスと干渉しますので、 文字板に対して平行になっていることを確認します。
目安針の取り付け
針回しで長短針をぐるぐる進めて、アラームがオンになる時刻をみつけます。その時刻に合わせて目安針を取り付けます。 微妙な誤差が出やすいので、目安針を仮に取り付けてから二三度オンの位置を確かめ、その後きっちりと押し込んだほうが良いでしょう。
側の組み付け
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欠品していたつまみ類を取り付け、ベルがちょうど良い音で鳴るか確認して完成です。