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修理の例

目覚まし時計の修理は手間がかかる割りに高い工賃は取れませんので、プロの職人さんにはお願いできないことが多いです。 それならば、自分でなんとかしよう・・・という趣旨で、趣味でやってみたい方向けに簡易手順を紹介します。 自分で分解するといろんな発見も期待できます。 文字板の裏に鉛筆などで書かれた修理の記録、昔の時計 屋さんの修理面での工夫の数々・・・きっと病みつきになりますよ。(笑)

手順については、紹介者の私の独学で体で覚えた?ものです。 一切専門的な勉強はしておりませんので、オイオイという部分もあるかもしれません。そりゃないだろー、という部分がありましたら、ご指摘いただければ修正いたします。

1. 分解前の確認

外観からの確認

この時計はジャンク状態で入手しました。 製造された時代は戦後、昭和20年代の製品です。 調子が悪くなったか何かで使われなくなり、長い間どこかで眠っていたのでしょう。

欠品の有無の確認

外観からの欠品の有無を確認します。 この時計の場合は、裏側にある針回しと目安回しのつまみが欠品しています。(赤矢印) てっぺんに取っ手が無く、マイナスのネジで固定してあるので、これも欠品かも知れません。 打方(ベル)の鍵は代用品のようです。

基本動作の確認

何回かゼンマイを巻いてみて、動くかどうか確認します。 ゼンマイは時方、打方の両方が巻けました。ゼンマイは切れてはいないようです。

時方の動作は、時計を横にした状態で軽く振って確認します。 この時計は時計を横にした状態だとコチコチと弱々しく動きました。ところが時計を立てるとすぐに止まります。 このような症状の多くは、天真の変磨耗が原因ですが、別に原因がある場合もあります。ここでは、一応天真の磨耗の可能性を疑っておきます。 打方の動作は、針回しと目安回しのつまみが無いので確認できず。機械を取り出してから確認することにします。

とりあえず、時計の機能とベルの機能の両方が、それなりに動くことが確認できました。 よって、中の機械は部品取りなどされておらず、それなりの状態を保っていることが期待できます。

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