13. MIDO PRECISION
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メーカー | 製造開始年 | 大きさ | 主な仕様 |
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MIDO(スイス) | 1920年代後半(推定) | 16 size | ポーセリンダイヤル、15石機械、秒針停止機構付き |
ミドーは、1918年11月11日にビエンヌのゾロトゥルンにMIDO G. Schaeren&Co.として設立。 MIDOという名前は、スペイン語で「測定する」から来ています。 当初はデザイナーブランドとしてスタートし、1930年代なると、ブガッティ、ビュイック、プジョー、シボレーなどの自動車のラジエーターグリルの形をした時計を作りましたが、 1934年に防水、耐磁性、耐衝撃性の機能を持つMultifortを発表し、翌年1935年に自動巻きのMido Multifort Automaticを発表するとこれがベストセラーとなります。
このように会社の設立が比較的新しいため、懐中時計の販売実績は多くないようで現存する懐中時計ムーブメントはこの時計と同じものがほとんどのようです。 この時計の見どころは、1時と2時の間にあるスライドボタン。なんと、リピーターか!と思いましたが、勿論そんなはずはありません。 ボタンを下方向にスライドすると、秒針が停止する秒針停止機構付きです。スモセコを停止する意味が謎ですね、笑
なお、裏蓋に送り主の部長名が彫ってありますので、日本国内で販売された個体のようです。
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