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時計すりもの

9. 時計店の団扇

時計自転車 明治後期〜大正

明治手彩色写真絹団扇(時計自転車店)

全長36cm×幅19cm

明治後期に流行った絹地に写真印刷して手彩色した時計店の「うちわ」です。
「時計自転車」と看板に有る様に当時は時計屋と自転車屋を兼業するのがハイカラでした。 メーカーの名古屋のハートH精工所は時計と自転車の両方を作っていたのは有名です。
屋根の上の時計や屋上にまた大型のボンボンの看板、またその上に自転車を上げてるのにはびっくり! 主人と小僧の和服姿とお客と思われるニッカボッカ姿の対比がまたユニークです。 ニッカ−ボッカ−ズも自転車の流行と共に自転車着として広まっていきました。
この団扇は今で言う名入れの広告団扇のようなもので得意先に配ったものですね。

懐中時計と蓄音機 大正

大正石版印刷団扇

全長40cm、大正

竹の柄の古いタイプの団扇です。 裏に時計店の名前入りですので夏のお中元に配ったものでしょう。 懐中時計とラッパの蓄音機の銀とオレンジの彩りがなかなかお洒落です。 よく見ると蓄音機のラベルには鷲のマークらしきものが見えますので二ッポノホンの蓄音機です。 このような蓄音機が流行るのは明治末から大正にかけてです。
こういう団扇はひと夏で使いつぶしてしまう事が多いので残っているものは少なそうです。 ましてや時計となると・・・・・珍品(笑)

天賞堂団扇 昭和30年代

天賞堂団扇

全長52cm

直径が36cmも有る大判の団扇です。 さすがに風量が違います・・・大店は昔から夏には顧客にこのような自家製の大判団扇を配っていたようです。 銀座天賞堂も昭和30年代から作家もの団扇を配っていました。 この団扇は昭和30年代後半に横山隆一の時計の絵で毎年、中元販促用大団扇としてつくり、天賞堂名物として好評でした。

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