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修理の例

7. 機械の試運転・枠の組立て

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角形オールゴール置時計

機械の試運転・枠の組立て

  1. 機械の試運転

    文字板と針を取り付け機械を台の上に仮止めして試運転を行い、止まりの有無の確認や遅れ進みの調整をします。 ヒゲゼンマイはもともとの固定位置に沿って一旦ヒゲ持ちに固定しますが、もともとジャンク品ですからその位置が正解とは限りません。 緩急針の調整で精度が出ない場合は、ヒゲゼンマイ固定位置を調節して長さを変えることで対応します。 これらの作業は枠を組んでしまうと出来ないので、この裸の状態でしっかりと精度が出るまで調整します。

  2. 天板の取り付け準備

    天板に柱四本と裏蓋を取り付けておきます。

  3. 枠の仮組み

    文字板の前に金色のガラス縁を置き、その前にガラスをセットします。 次に用意しておいた天板と裏蓋を取り付けます。これは柱を台の穴に差し込む形になります。 その状態で最後に硝子入りの横板二枚を嵌めこみ、ばたばたと倒れないように輪ゴムで固定します。

  4. 枠の固定

    本体をひっくり返して六角ナット四つで柱をしっかりと固定します。

  5. オルゴールの台座を固定

    左右間違えないように固定します。もともと台座の上に厚紙を敷いてオルゴールの高さあわせがしてありました。 その厚紙はそのまま利用しますが、見た目の問題で台座の下に敷くことにしました。

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