2. E.INGRAHAM(イングラハム)
西 暦 | 社 名 | 備 考 |
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1861〜1880 | E. INGRAHAM&CO. Bristol |
最初に日本に入ってきた中でも、THEの定冠詞がつかないのが古いタイプです。
アイオニックはイングラハムのパテントです。アンソニアは同じ形のものをKOBEという商品名で出しています。 |
1880〜1884 | THE E. INGRAHAM&CO. Bristol | |
1884〜1958 | THE E. INGRAHAM CO. Bristol |
創業者 エリアス・イングラハム
E.INGRAHAM & CO カタログ(1880年)より
創業者エリアス・イングラハム(Elias Ingraham 1805 - 1885)は、元々家具職人で時計のケースを作ることからこの業界に参入しました。 1840年代はOGのようなケースに大型の日巻きの分銅引き機械でしたが、やがて独特のゴシックケースを生みだし、 他社にもコピーされ人気を博しました。
下はその頃のイギリス向け広告です。 このような置きスタイルはシェルフクロックと呼ばれて初期には多くありました。やがて掛け型の八角や四ッ丸型が出現して人気を得ます。