7. イブシ六葉 【精工舎】
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
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精工舎 SEIKOSHA |
昭和10年代 |
高 四寸七分 幅 八寸 文字板三吋 |
八日巻ビー機械 、アンチモニー側 |
少し大きめの三吋文字板の下あたりにヒマワリらしき花があしらわれています。 六葉とは広い意味で六枚の花弁や葉をかたどった模様のようですが、葉っぱが6枚ありますので六葉なのでしょうか。
先のイブシ花束はアンチモニー枠の底にブリキの蓋がハンダ付けしてありますが、このイブシ六葉は底までアンチモニーで出来ています。
アンチモニー枠の型取り技術が進歩したのかも知れません。
昭和8年のカタログにも掲載されていますが、この時計は、白文字板なので時代は10年代くらいではないかと思われます。
機械は八日巻ビーの機械が入っています。