10. 十吋尾長 ドイツ製機械
資料 1
メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
---|---|---|---|
KOSEISHA (東京) |
明治30年代(推定) | 文字板十吋 | 八日持、打方付、ペイント文字板(張替えられている) |
組み立て時計は、NEW HAVEN 製機械が当たり前と思っていましたが、このようなドイツ製と思われる機械を搭載したものもありました。 振子はRA振子で、キャストマウントブラケットで機械が固定されているところなど、スリゲルのようです。
機械
振子室ラベル
資料 2 十吋亀甲尾長
文字板
|
10吋手描ペイント(オリジナル)、セス・トーマスのマーク入りだが手描きで書き入れたような感じでオリジナルロゴではない。
機械
|
箱と掛金
ラベルは剥離して無し |
掛金 |
10吋八角亀甲尾長型、掛金はKOSEISHAに類似。 窓ガラスに相撲絵(小錦)が後貼りされている。 文字板が手描きペイントで有り、飾り環など文字板部品や箱のつくりなどKOSEISHAに類似している。 資料1のKOSEISHA八角ボンボンと同様であるので、こちらもKOSEISHA組み立て時計の可能性が有る。