5. DAWN 【INGRAHAM】
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
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Ingraham(米) | 1910年代 | 本体直径 10.1cm | 毎日巻、目覚付き、紙文字板、ニッケルメッキ枠 |
DAWN(夜明け,あけぼの)という名のイングラハムの目覚時計。 チープですが太鼓形・筒胴タイプで愛らしいですね。
金属枠は材質が真鍮ではなく鉄のため全体に錆が出ています。 裏蓋の下が膨らんでいるのは、鈴が内蔵されているため。 裏蓋には、"PAT DEC 3 1912"と"PAT JAN 14 1913"の特許の刻印あり。 丸い取っ手の中に見える、丸いボタンで目覚ましのON/OFFをセット。 機械は、目覚ましのゼンマイが上部にある変な設計です。 約100年前のものですが、分解掃除して天真を研磨しただけで、うるさいほど元気に、精度も日差1分以内で動いてビックリです。
文字板
文字板は12時と7時附近に取り付けられた二箇所の金具で機械に固定します。 二箇所のバランスが悪く安定感はイマイチ。
機械
下に付いているのが、小さめの鈴。 テンプと鈴をたたく打ち玉がすぐ近くにある、珍しいというか強引な構造の機械です。