7. 時計店用の保険証・領収証
文字板の話から、木村健吉氏の仕事振りに触れ、 チラシに脱線してしまいました。脱線ついでに木村健吉製の時計店用、保険証、領収証です。
時計保険証券・領収証
明治の時計商の番付にある中江と関係ありそうな修理の領収書です。 東京時計組合では、麹町区富士見町に中江があるのですが、三番町と富士見町は道路の対面で、また変遷も複雑なようで同じ店と思います。
金八円也、純ニッケル片ガラス16型 電気?カン 爪石・・
懐中時計の保証書です。
当時の典型的な保険領収書、毎年のメンテにより保証期間が30年と長いのが印象的ですが何処も同じような内容でした。
金三円也、小型金筋?時計代
同じくボンボン時計にも毎年のメンテにより20年の保証をつけている。
銀側十三形石入アンクル腕巻時計
既成の印刷領収証に時計店の印入り
何れの領収書にも下部欄外に「東京々橋際南水谷町木村健吉石印(製)」の文字が見え、木村製のものである事が分かる。
時計店用のハガキ
明治期の時計店で扱っていた商品が印刷されている絵葉書。未使用。