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精工舎 RIGHT , SEIKOSHA RIGHT

1. RIGHT

メーカー 製造開始年 大きさ 主な仕様
精工舎 1916(大正5)年 17型 アンクル式、15石
チラネジ付丸テンプ
二段瀬戸引き文字板

スイスのMOVADOをモデルにして作られたといわれている製品ですが、あまり売れなかったようで 見かける機会も少ないです。
「RIGHT」の名称はこの時計と昭和に入ってからの「SEIKOSHA RIGHT」がありますが、 両者はまったくの別製品です。

この時計は、骨董市で五百円でした。
10年程前に買い逃して以来の出会いでした。 あの時のは程度が良かったんです。1万円だったかな、確か。今度のは限りなくゴミに近い。 でも五百円となると魅力的に思えます。(笑)
ケースはメッキボロボロの社外品。 硝子はバリバリに割れていたので取り外して捨てました。 文字板もクラックが入り、短針も短いかな?長針と秒針はオリジナルのようです。 機械はゼンマイ切れで動きません。

2. SEIKOSHA RIGHT

SEIKOSHA RIGHT

メーカー 製造開始年 大きさ 主な仕様
精工舎 1931(昭和6)年 17型 アンクル式、15石、 チラネジ付切テンプ、巻上げヒゲ、 ステンレススチール側、 金属エト

SEIKOSHAナルダン同様に微動緩急装置がついた高級時計です。
金属エトとステンレススチールケースの組合せで比較的後期のものと思われます。
この時計は官公庁の功労賞に用いられることが多かったようで、 この時計もその類で裏蓋には次のように書かれています。
彰表 ←
月四年三十和昭 ←
内省部文 ←
會勵奨育教等初 ←
←の方向から読みます

16石モデルは二番受にシャトンに入った受石があります。これは15石なので石がなく、あたかもシャトン があるかのように受のまわりが金色に塗られています。それが半分剥げている・・・悲しい。

瑞西高級ナルダン以上に正確なる
高級精工舎製の出現

大阪日本堂商報

昭和7年7月号より

昭和7年8月精工舎カタログより「高級ライト」

優良国産精工舎製品

優良な材料と精巧な技術とによって造られました精工舎製高級懐中時計セイコーシャは 厳密なる試験をなし欧米一流会社製品を凌駕する時計にして御使用の上は必ず御好評を 戴けるものと確信して居ります

昭和9年12月「鎖と時計No.37」服部時計店発行より

17型 懐中時計セイコーシャ ライト

17型 高級懐中時計セイコーシャ ライト
クローム側 パリー形 十五石入 22.50
 〃   〃  十六石入 25.50
銀梨地側  〃  十五石入 24.50
 〃   〃  十六石入 27.50
18金側  〃  十五石入 86.00
 〃   〃  十六石入 89.00
プラチナ側  〃  十五石入 135.00
 〃   〃  十六石入 138.00

セイコーシャライトの側の定価表

セイコーシャライト用「側だけ」の定価表です。
高級時計なので、18Kのほかにプラチナ側もあります。プラチナ側の実物は見たことがありません。

昭和11年2月発行 服部時計店定価表No.74腕時計、提時計用側より

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