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精工舎製 電気時計

2. 交流用自起動精工舎電気時計御使用上の注意

交流用自起動精工舎電気時計
御使用上の注意

1. 電源

発電所に標準時計を設備して周波数(サイクル)を一定に保つよう正確に調整して居る会社の電燈線なら何処でも御使用出来ます。

2. 周波数(サイクル)

時計に取付けてあるネームプレートに記入の周波数にご留意ください。 50サイクル用と60サイクル用の二種ありますから御使用場所の周波数又は電燈会社名御通知下さい。 (大体関東地方は50サイクル関西地方は60サイクル東北、北陸、北海道、九州地方は50サイクルの所と60サイクルの所とがあります。)

3. 時計を動かす前の準備

運搬中などに文字板を長く上向に放置しますと機械に密封された機械油が回轉子の周園にのみ集まり平均に流れませんから 直ちに御使用になりますと時間が遅れることがあります。 従って文字板を下にして二三分経ってから御使用になりますよう御願い致します。

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