13. 今と昔の時の比較
現今と往昔の時を比較してみますと、次のようになります。
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14. 東京と各国都市の標準時対照
東京の正午(十二時)と世界各国重要都市の標準時とを比較対象してみますと次の通りであります。
東京 | 日本 | 正午十二時 |
倫敦(ロンドン) | 英国 | 午前三時(約九時間前) |
巴里(パリ) | 佛国 | 午前三時(約九時間前) |
伯林(ベルリン) | 独国 | 午前四時(約八時間前) |
レニングラード | 露国 | 午前五時(約七時間前) |
上海 | 支那 | 午前十一時(約一時間前) |
香港 | 同 | 午前十一時(約一時間前) |
北京 | 同 | 午前十一時四十二分(約一時間十八分前) |
桑港(サンフランシスコ) | 米国 | 前日午後七時(約十七時間前) |
華府(ワシントン) | 同 | 前日午後十時(約十四時間前) |
紐育(ニューヨーク) | 同 | 前日午後十時(約十四時間前) |
15. 一日僅に二厘七毛時計は安いもの
時計は必要だが値が高いからと仰るお方もありますが、時計は決して高いものではありません。 時計の機械はその保存方法さえよければ、人間一生の間使っても未だ余りあるものであります。
仮に二十円の時計を買い求めこれを二十年間使用すると致しますと、一年あたり僅かに一円、 月に割り当てれば八銭三厘三毛、一日にたった二厘七毛弱であります。
これだけ少ない費用でこれだけ重宝な便利なものが他品にありましょうか、 僅かの時間の差で急ぎの列車に乗り遅れることもありましょうし、莫大な損失を蒙ることもありましょう。 時計は決して高価なものではないと同時に贅沢品ではありません。立派な欠くべからざる実用品であります。
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