5. 時計叢書 和時計
表紙 |
時計叢書シリーズの一般部門の中の一冊で、戦前の工芸86号の内容を文庫版形式で要領よく簡略化したもの。(文庫版120ページ)
写真版8頁、和時計とは?、伝来及び製作、産地及び作者、日本暦、日本時刻、種類及び構造などが手際よく纏めてある。
時計叢書シリーズについて
資料社のこの叢書はシリーズものになっています。
たいへん小さい文庫本ですが、「
この叢書は一般時計技術者、愛好家にとってもぜひとも必要な、時計に関する基礎知識、修理技術、最近の進歩世界各国の時計事情、
歴史、評伝等を誰にもわかりやすく、実際的にかつ簡易な形で提供しようとするものであります。・・・・・」と
シリーズ紹介の口上に有るように執筆陣も豪華で今でも全部揃えたいくらいの魅力的なものです。
例えばこの「時計師のための時計学(T) 青木保」は時計材料(金属、石、油)、メッキ、ロー付などが分かりやすく纏められています。
時計叢書 新しい時計人のための百科全書 この叢書は一般時計技術者、愛好家にとってぜひとも必要な、時計に関する基礎知識、修理技術、最近の進歩、世界各国の時計事情、 歴史、評伝等を誰にもわかりやすく、実際的に、かつ簡易な形で提供しようとするものであります。 小冊子ではありますが執筆はそれぞれ数十年の経験や造詣を持たれる第一人者を特にえらんでお願いしましたので、その内容はもっとも 信頼できる標準書として推奨できるばかりでなく、そのなかには門外不出の技術や資料も公開されております。 一人でも多くの時計人が本叢書を揃え、備えることによって日々の仕事や研究や、あるいは趣味の向上に役立てられんことを 期待いたします。
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