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松下時計製造所・日本時計株式会社

1. 松下時計製造所の概略

東京吉沼時計で技師長として活躍した松下房次郎は、明治27年大阪府東成郡中本村大字森において松下時計製造所を設立ボンボン時計の 製造を始める。
時計伝習生を募集して養成するなど技術普及に努め、明治29年には日本時計株式会社に合併、松下は技師長兼役員として迎えられる。
大阪時計と並ぶ大工場になったが販売が振るわず明治33年に松下は辞任、翌明治34年には日本時計は解散、工場機械一式売却される。 日本時計を辞任した松下は個人で再び大阪玉造にボンボン時計工場を設立して明治後期にはアルミニュームや機械製造業などへ 事業を転換している。

参考文献:日本之時計製造会社(大阪編)1993年、SAC

松下時計製造所 新聞広告資料

松下時計製造所伝習生募集広告
(初期松下)

明治29年1月2日、大阪朝日新聞

松下時計、日本時計へ譲渡広告

明治29年6月26日、大阪朝日新聞

下は、日本時計を辞任した松下が個人で再び大阪玉造にボンボン時計工場を設立した時の広告です。
「明治28年以来日本時計株式会社に工務課長兼常務取締を勤めたが都合により今般その職を辞し自己独立の工場を建設・・・」 とあります。

松下製造広告
(後期松下)

明治33年9月2日、大阪朝日新聞

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