1. 宮型八日巻
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
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鶴巻時計店英工舎(東京都北区滝野川) | 昭和10年頃 | 全高49cm、幅24p | 八日捲き、打方(半打なし)、セルロイド文字板 |
英工舎製の掛時計としては後期のものになると思います。 昭和にはいってからの製品ですが、14日巻きとか棒鈴とか、そういった特段の特徴はない時計ですが、 振子室のガラス(下窓)に 「昭和十年 国勢調査記念 七飯村」とあり、出どころがはっきりしているのがいいなと思いました。
七飯村(ななえむら)は、北海道の渡島総合振興局にある町で昭和32年に町制施行により村から町になって今の七飯町(ななえちょう)となったようです。 で、現在私たちが食べている西洋りんごを日本で最初に栽培した町だとか。
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箱に合わせて、振り竿の取り付け位置や長さは変えていますが、英工舎の機械はだいたいコレです。 この時計は箱が小さめなため振竿が短いので振子を外して箱を横に寝かせておくといつの間にかシャカシャカと動き出してしまうほど元気な機械です、笑。 鈴台にも英工舎の商標があります。
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