1. 角支文化型八日巻
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
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栄計舎(東京都江戸川区) | 昭和20年代 | 全高46cm、文字板7吋 | 八日巻、打方数取式機構 |
栄計舎の時計は、昭和30年代の文字板や振り玉が特徴的な本打ち式機械ものものが多く残っていますが、 この時計はそれ以前のものです。 一般的な文化型ですが、ハープ形の短針は後年の高級機メーカーの息吹を感じます。
ボン針台にはEIKEISHAの刻印入りです。
「星にA.K」の商標、6時下には MADE IN OCCUPIED JAPAN とあり、 昭和20年代の製品であることがわかります。
機械
機械は栄計舎自慢の新案特許第412797号本打式ではなく、普通の八日巻き、打方は数取式で棒鈴ではありません。
振子の振り玉も普通のタイプです。
当時の広告
真ん中の角支が同一製品に見えますが、広告の時計は振り子室ガラスに金線が入っていないように見えます。