4. 真鍮鍵 いろいろ
上から一段目、右上は八角チンチンカギです。
八角時計は駅逓寮の初期に輸入された物を除いて舶来ものはほとんど打ち方が付いてチンチンというので
八角チンチンカギといったようです。
八角や同類の丸レバークロックはカギをしまう場所がないのでカギの上の真ん中に開いた穴にこのように紐を通して時計の下の振り止め
に結んで下げておく事が多かったようです。
左はユンハンスの大形カギ。
二段目以降は普通の国産ボンボンカギ。
マーク刻印はいずれも無し。
羽根は、見方によってはそれぞれ表情が有るようです。喋々だったり、象だったり、宇宙人だったり、いろいろあって面白いですね。
一番下は角型目覚カギ。
角型目覚のカギは裏蓋の内側に収納する場所がありました。