7. 六角時計型花立
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上と後ろに穴が開いていますので掛け花の花器(花瓶)でしょう。 デザインは八角時計と思いきや・・・六角?時計です。 当時流行の八角時計を模したものと思われますが六角とはこれいかに?
今でも時計に不案内の人は八角時計の事を六角時計と勘違いする人がいますが・・・ 当時の商品としてはかなりいい加減な考証でしょうか?文字板の鍵穴の位置も剣もおかしいですね? それほど時計が普及していない時代ですから、こんなアバウトでも良かった良き時代です。 六角の方が置としては安定しますが八より六の方が製作しやすく、妥協?生産かも?・・・瀬戸か美濃あたりの焼ものでしょう。 手描き染付に緑の色が差して有りますが、ハスの花のような図柄は何か意味が有るのでしょうか? (お釈迦様や仏壇用だったりして?)