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製時・鶏印・山田時計

1. 八角合長MK印(製時合資会社)

資料 1 八吋

八吋八角合長

メーカー 製造年代 大きさ 仕様・備考
製時合資会社
(名古屋)
明治20年代前半 高 48cm
文字板八吋
八日持、打方付、文字板はオリジナルでない

「明治26年12月に山田鉄次郎が清水町で製時合資会社を設立して掛時計の製造を始め、鶏印の商標を付けて売り出したが、 その後この工場は河合時計製造所と改称し、河合機械製作所とも改名したが明治41年ころに廃業した。」

名古屋時計業界沿革史 より引用

謎の多い鶏印や山田時計製造工場のルーツにあたる製品と思われます。
振子室ラベルには「(?)EIJI GOSI KWAISIYA」とあり、最初の一文字がほぼ無くなっていますが、 ?の部分は"S"の文字と思われ、SEIJI=製時(せいじ)と判断しました。

ラベルには、他に「MK」と読める印があります。意味はわかりません。 この印の"M"の文字の飾りつけ方法は、後の鶏印時計の一部に見られるM印と酷似しています。 また3翼のプロペラみたいなマークもあり家紋のように見えなくもありませんが、これが何を意味するかも不明です。

振子室ラベル

EIGHT (D)AY
PENDULUM
CLOCKS
MANUFACTURD
BY THE
(S)EIJI GOSIKWAISIYA
WORK
JAPAN

この"M"の飾り文字は、後の鶏印時計の製品の一部に採用されています。(振子室の硝子文字)

機械

地板は刻印無し

振子と巻鍵

資料 2 十吋

十吋八角合長

全高 55cm、幅 36cm

程度が良く、全てオリジナルと思われます。 機械は、時打ちゼンマイも左巻。(資料 1 の八吋も同様に両方が左巻き) ラベルは(SEI)がもともと切れてありません。どうもラベルの貼り方が無頓着です。 文字版はペイントの下地として紙を貼り、これにペイントを掛けたと思われる物です。 あるいは、紙にペイントを塗り、これに文字等を印刷したのかも知れません。

振子室ラベル

EIGHT (D)AY
PENDULUM
CLOCKS
MANUFACTURD
BY THE
(SEI)JI GOSIKWAISIYA
WORK
JAPAN

機械と振子・巻鍵

地板は刻印無し

情報提供 : Y.Kさん

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