1. 角支宮形八日巻
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
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株式会社津田時計製造所(名古屋市外守山町小幡) | 昭和20年代後半 | 全高56cm、文字板9吋 | 八日巻、打方数取式機構 |
津田時計は戦後の新興時計メーカーのひとつです。 昭和28年の名古屋時計業界沿革史という本に、 「昭和21年津田美之助が、東郊守山町で津田時計製造所を創立して、 目覚まし時計製造を始めたが、 最近では掛時計の製造も始め、株式会社に組織を変更した。」とあります。 時計会社としていつまで存在したかは不明ですが、おおよそ昭和30年頃までと考えますので、 現存する掛け時計は少ないようです。
名古屋で流行ったアンソニア式機械。 本打式の二週間巻きが全盛の時代でしたが時代遅れの数取式の八日巻き機械が入っています。
振子の振り玉も特に特徴はありません。
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